英語学習で緊張や眠気が出る理由とは?潜在意識が示す3つのサインと対処法
「英語の勉強を始めると、なぜか急に眠くなる…」
「やる気はあるのに、テキストを開くと緊張して頭に入らない」
こんな経験はありませんか?実はこれ、あなたの意志が弱いからでも、能力が低いからでもありません。
累計3億円を得ている栗原久美子が、その裏にある「潜在意識のメカニズム」について解説します。
この記事の要約
- 英語学習中の不調は、潜在意識による「現状維持のブレーキ」
- 緊張・眠気・不安は、過去の記憶が引き起こす防衛反応
- 無理に戦わず「反応が出ている」と理解するだけで学習の質が変わる
英語学習における潜在意識の働きとは
人間の行動や反応の多くは、潜在意識によってコントロールされています。英語に対する「苦手意識」も、実は過去の記憶や経験が無意識のうちに影響しているケースが非常に多いのです。
前回の動画では「英語が苦手な理由は過去生にある」という視点をお伝えしましたが、今回はその影響が現在の行動にどう現れるかを見ていきます。
潜在意識は本来、あなたを危険から守るために働きます。しかし、新しい学習(変化)を「危険」とみなしてしまい、学習の妨げになることがあるのです。
英語が苦手な人に共通する3つの反応
具体的にどのような身体反応が出るのか、代表的な3つのサインを紹介します。
1. 理由のない緊張感
英語の音を聞いただけで、理由もなく緊張してしまうことはありませんか?頭では理解しようとしているのに、体が先に反応して心拍数が上がったり、呼吸が浅くなったりする状態です。
これは潜在意識が過去のネガティブな記憶と結びつき、「警戒せよ」という信号を発しているためです。意識的に覚えていなくても、体は過去の失敗や恐怖を覚えているのです。
2. 急激な眠気・集中力低下
「やる気はあるのに、なぜか頭がぼんやりする」
これは典型的な潜在意識のブレーキです。脳がこれ以上の変化を「危険」と判断し、あなたを学習から遠ざけるために強制的に眠気を引き起こして守ろうとしています。
3. 漠然とした不安
学習を続けようとすると、急に「このままでいいのか」「自分には無理じゃないか」という不安に襲われることがあります。
実はこれ、「肯定的なサイン」でもあります。不安が出るということは、潜在意識が変化を感じ取っている証拠。順調に進んでいるからこそ出る反応なのです。
潜在意識の反応を理解する重要性
重要なのは、これらの反応が出たときに「自分を責めないこと」です。
多くの人は「自分は意志が弱い」「能力が低い」と自己否定してしまいますが、実際は体が正直に「守ろうとしてくれている」だけなのです。
無理に眠気や緊張を押し通すのではなく、「あ、今ブレーキがかかっているな」と客観的に観察しながら進めてみてください。これだけで英語との向き合い方が変わり、学習の質が格段に向上します。
よくある質問(FAQ)
Q. 眠くなったらどうすればいいですか?
無理に続けず、一度席を立って深呼吸をしましょう。「守ってくれてありがとう」と心の中で唱えるだけで、潜在意識の抵抗が和らぐことがあります。
Q. 緊張して声が出せない時は?
過去の記憶が反応しているだけなので、まずはリラックスすることが最優先です。上手く話そうとせず、音を聞き流すだけでも十分な学習になります。
<<<今日の一言英語>>>
英語で「潜在意識」は “subconscious mind” (サブコンシャス マインド) と言います。
グローバルビジネスでは、チームメンバーの心理的な側面を理解することが重要です。
例えば “We need to address subconscious barriers to change.” (変化に対する潜在的な障壁に対処する必要があります) のように使います。
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