Amazonランキング38部門1位の栗原久美子です。
商品の良さだけで勝負しようとすると、どうしても価格競争に巻き込まれます。スターバックスが世界中で選ばれている理由を知ると、選ばれる側になるための考え方が見えてきます。
スペインの田舎町にもスターバックスがあった
スペインのパンプローナという町は、牛追い祭りで有名な土地です。日本で言えば長野や群馬のような、のどかな地方の町です。その一角に、あの緑色の看板がありました。スターバックスです。東京や大阪にあるなら驚きませんが、スペインの田舎町にまであるとは思わない人も多いはずです。世界中のどこに行ってもあの看板を見かける。それは不思議でもあり、ある意味すごいことです。
味で比べると専門店にはかなわない
スターバックスのコーヒーと本格的なドリップコーヒーを飲み比べると、その違いに驚く人もいます。香り、深み、後味。コーヒー好きの方が飲めば、すぐにわかるような差があります。味だけで比べたら、専門店のほうが上だという声は少なくありません。それなのに、なぜスターバックスは世界中にあるのでしょうか。味で勝てないのに選ばれ続ける。そこに大切な答えが隠れています。
売っているのはコーヒーではなく「体験」
店内には居心地の良さがあります。落ち着いた音楽、ゆったりとした空間、カップを持って街を歩く自分が少しだけ特別に感じられる感覚。スターバックスが売っているのはコーヒーではなく「体験」です。居心地の良い空間で過ごす時間、おしゃれなカップを手にする自分、どの国に行っても安心して入れる場所がある安心感。そのすべてが商品になっています。だから味で専門店に勝てなくても、世界中の人がスターバックスを選ぶのです。
海外販売も「届け方」で価値が変わる
海外販売で商品を出品する時、スペックや価格だけで勝負しようとすると、同じ商品を出している人が他にもたくさんいるため価格競争に巻き込まれます。けれども、商品を通じて体験や世界観を伝えることができれば、選ばれる理由がまったく変わります。丁寧な梱包、心のこもったメッセージ、商品の背景にあるストーリー。そうしたものがお客様にとっての体験になります。同じ商品でも、写真の撮り方や商品説明、発送後のフォローで満足度は大きく変わります。海外販売は場所を選ばず自分のペースで続けられるからこそ、自分らしい届け方を少しずつ育てていけます。
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<<<今日の一言英語>>>
People buy experiences, not just products.
(ピープル バイ エクスペリエンシズ ノット ジャスト プロダクツ)
意味:人は商品だけでなく体験を買う。
使用例:お客様への価値の伝え方について話す場面で、
「Remember, people buy experiences, not just products.
(人は商品だけでなく体験を買うのです)」
と伝えると、付加価値の大切さが伝わります。
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