Amazonランキング38部門1位の栗原久美子です。
「寄付なんて、余裕のある人がするものでしょう」。そう思っている方は少なくありません。けれども、稼ぐことと寄付はつながっていて、稼ぐからこそ寄付ができて、寄付をすると稼ぐ意味が深まります。
「まず自分が幸せじゃないと」は間違っていない
自分の生活で精一杯なのに、誰かにお金を渡す余裕なんてない。まず自分がしっかり稼いで、安定してから考えればいい。そう思うのは自然なことです。介護をしながら働いていた時期は、自分の生活を守ることだけで必死で、人のことまで考える余裕はない、という方も多いと思います。まず自分が幸せじゃないと人に施しはできない。その考え方は今でも間違っていないと思います。
稼げるようになっても満たされない理由
海外販売が軌道に乗って収入が安定すると、生活に困ることはなくなります。好きなものを買えるようになって、行きたい場所にも行ける。ところが、どこかが満たされない感覚が残ることがあります。もっと稼げばこの気持ちは消えるのかと思って頑張っても、同じことの繰り返し。お金が増えても、心の奥にある「何か足りない」という感覚は変わりません。自分のためだけに稼いでいると、ある地点から先は充実感が薄れていくのです。
自分が稼いだお金で誰かの役に立てる瞬間
コロナが明けて最初に外国人を受け入れた国の一つがタイでした。生徒さんたちと一緒にタイへ海外研修に行き、現役を引退した象を保護している施設を訪問する機会がありました。観光客を乗せる仕事を終えた象や、体を壊した象が、自然に近い環境で暮らしている場所です。大きな金額ではありませんでしたが、自分たちが稼いだお金の一部をそこに届けました。寄付をした後、象が近づいてきて鼻をゆっくり伸ばしてきた時、ずっと感じていた「何か足りない」という気持ちがすっと消えていくのがわかりました。
まずは自分を満たすことから
稼ぐと寄付は一見すると反対のことのようですが、実際はつながっています。税制の面でも、寄付は控除の対象になることがあります。お金を社会に循環させることが、結果的に自分にも返ってくる仕組みがあります。もし「寄付なんてまだ早い」と思うなら、それで大丈夫です。まずは自分を満たすことが先です。安定して余裕が生まれた時に、ふと「誰かのために何かしたい」と思う日が来ます。海外販売という仕事は、場所を選ばず自分のペースで続けられるからこそ、その余裕を作る力になります。
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<<<今日の一言英語>>>
Giving back feels good.
(ギビング バック フィールズ グッド)
意味:恩返しをすると心が満たされる。
使用例:寄付や社会貢献について話す場面で、
「Giving back feels good, and it gives my work a deeper meaning.
(恩返しをすると心が満たされて、仕事により深い意味が加わります)」
と伝えると、稼ぐことと社会貢献のつながりが自然に伝わります。
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