累計3億円を得ている栗原久美子です。

第1章:朝起きた瞬間から、もう体が重い
昨日はちゃんと寝たはずなのに、目が覚めた時点で体が重い。顔を洗っても、コーヒーを飲んでも、頭のどこかに靄がかかったままで、パソコンを開くまでに時間がかかる。夏になると、こういう朝が増える方は多いと思います。
困るのは、はっきりした不調ではないところです。熱があるわけでも、どこかが痛いわけでもない。ただ、なんとなく動けない。だから休む理由にもならなくて、そのまま普段どおりの一日を始めてしまう。そして夕方には、思ったほど進まなかった自分に落ち込む。
このだるさを、気合いの問題だと思っている方が本当に多いです。私も長いあいだ、そう思っていました。
第2章:気合いで押し切ろうとして、余計に長引かせた
だるいときの私の対処法は、単純でした。無視することです。
コーヒーを増やす、予定を詰める、とりあえず手を動かす。そうやって押し切れば、いつか調子が戻ると思っていました。実際、その日は何とかなります。問題は翌日で、押し切った分だけ次の日がもっと重くなる。それをまた押し切ると、三日目にはまったく使いものにならない。
夏のあいだ、この繰り返しで何度も潰れました。しかも厄介なのは、だるい日ほど自分に厳しくなることです。休めば楽になるのに、休むことを怠けだと感じてしまって、いちばん必要なものを自分で自分に許可できない。夏の終わりに振り返ると、無理をした日数のほうが、結局遠回りになっていました。
第3章:だるさには、来ている理由が二つあると気づいた
あるとき、だるさが来る日には二種類あることに気づきました。
ひとつは、暑さそのものから来ているもの。人の体は、外が暑いと体温を一定に保つためにかなりのエネルギーを使うと言われています。汗をかけば水分やミネラルも出ていきますし、夜も寝苦しくて眠りが浅くなる。日中は暑さに耐えるために体力を使い、夜は回復しきれない。それが何日か重なると、朝から重い状態が当たり前になってしまいます。
もうひとつは、集中したあとの反動です。締め切り前に根を詰めた、まとまった出品作業を一気に片付けた、慣れないことに何日か向き合った。そういう期間のあとに、遅れてどっとくる重さがあります。頑張っている最中は気づかず、終わってから来るので、原因と結果が離れていて結びつきにくい。
どちらも、怠けではありません。体が正直に反応しているだけです。そう思えるようになってから、だるさへの向き合い方がずいぶん変わりました。
第4章:まず、どちらのだるさなのかを見分けてみる
見分け方は、そんなに難しくありません。
昨日までの数日を思い出してみて、特に無理をした覚えがないのに重いなら、暑さのほうが大きいと考えます。逆に、直前に集中して片付けた仕事があるなら、その反動が来ている可能性が高い。両方が重なっている時期もあります。夏の忙しい週は、だいたいそうです。
暑さ寄りだと思ったら、私は環境のほうを先に触ります。室温を我慢しない、水分は喉が渇く前に少しずつ、汗をかいた日は塩分も一緒に取る。夜は寝る一時間前から部屋を冷やしておく。眠りの質が落ちている自覚がある日は、その日の予定を最初から一段軽くしておきます。
反動寄りだと思ったら、逆に予定のほうを触ります。頑張った期間のあとには、必ず軽い日を一日置く。これを最初から予定表に書いておくのが、いちばん効きました。終わってから休もうとすると、なぜか次の予定が入ってしまうので、先に確保してしまうほうが確実です。
もうひとつ役に立ったのが、だるい日用の仕事を決めておくことです。頭を使う文章を書く、値付けを考える、新しいことを覚える。こういう作業はだるい日に手をつけても質が落ちるだけなので、後ろに回します。代わりに、写真の整理、発送の準備、たまった事務の処理といった、手は動くけれど判断がいらない仕事を置いておく。何もできなかった日にならないので、気持ちの落ち込みも小さくて済みます。
なお、だるさが長く続いたり、いつもと様子が違うと感じたりするときは、自己判断で押し切らずに、体調を相談できる場所を頼ってください。
第5章:休む日を先に決めたら、夏の総量がむしろ増えた
不思議なもので、休む日を先に決めるようにしてから、夏のあいだに片付く仕事の量は減るどころか増えました。
三日潰れてから慌てて休むより、一日軽くする日を挟んだほうが、崩れないからです。何より、自分を責める時間がなくなったのが大きい。だるい日に「今日もできなかった」と落ち込んで、その落ち込みでまた動けなくなる。あの往復に使っていた時間が、まるごと浮きました。
夏は、そもそも消耗する季節です。春と同じ量をこなそうとすること自体に無理があると認めてしまうと、かえって進みます。
第6章:体調に合わせて動ける仕事かどうか、という話
ここまでの工夫が使えるのは、自分で予定を決められる働き方だからです。
決まった時間に決まった場所にいなければならない仕事だと、だるい日に予定を軽くすること自体ができません。私が海外向けの販売を続けてきていちばん助かっているのは、金額よりもこの部分かもしれません。お客さまが海外にいるので、そもそも時差があります。日本の日中にきっちり動く必要がなくて、涼しい早朝や夜にまとめて作業しても、何の問題もない。体調の波に合わせて、働く時間のほうをずらせます。
英語は、その自由を手に入れるための道具でした。完璧に話せる必要はなくて、商品の説明と簡単なやり取りができれば十分です。今は翻訳も調べものも画像作りも、Geminiのような無料の道具で足りますから、始めるときのハードルは以前よりずっと低くなっています。ただ、道具が便利になっただけでは売上にならないので、そこは先に進んだ人のやり方を知るのが早いです。
第7章:今日がだるい日なら、それは体からの返事
大きな話をしましたが、今日できることは小さくて構いません。
もし今日、体が重いなら、まず数日を思い返してみてください。暑さのせいなのか、頑張った反動なのか。どちらだとしても、押し切らずに一段軽くする。そして、来週の予定表に、軽い日を一日だけ先に書き込んでおいてください。
夏のだるさと付き合えるようになると、季節に振り回されずに続けられるようになります。続けられる働き方を持っているかどうかが、一年たったときの差になります。
海外向けの販売や、英語を使った副収入の始め方については、メルマガでもう少し詳しくお話ししています。体調に合わせて働ける形をつくりたい方は、よかったら覗いてみてください。
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<<<今日の一言英語>>>
I need to pace myself today.
(アイ ニード トゥ ペイス マイセルフ トゥデイ)
意味:今日は無理をせず、自分のペースで進めます。
使用例:体が重い日に、急がずに進めたいと伝える場面で、
「I need to pace myself today.
(今日は無理をせず、自分のペースで進めますね)」
と伝えると、休みながら続けるつもりでいることが前向きに伝わります。
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