半年以上止まっていた日本郵便の米国宛て郵便引受が、2026年4月14日に再開しました。「もう海外には送れないかもしれない」と肩を落としていた仲間が、ようやくほっとした顔を見せてくれた一日です。
デミニミスルールとは何だったのか
デミニミスルールというのは、ざっくり言うと「金額が小さい荷物には関税をかけない」という海外発送のお助けルールのことです。米国の場合、長いあいだ「800ドル以下の荷物なら関税フリー」という太っ腹なルールがあり、個人で海外に商品を送る人間にとっては命綱でした。このルールが2025年8月29日に廃止され、日本郵便も100ドル超の米国向け郵便の引受を停止していました。半年以上にわたって「米国に送れない」状態が続き、撤退する個人セラーも少なくありませんでした。
再開後の新しい運用ルール
引受が再開した今、ルールは少しややこしくなりました。100ドル以下の荷物と、800ドル超の荷物は、これまで通り大きな手間なく送れます。間にある100ドル超〜800ドル以下の荷物については、出荷側が事前に関税を引き受けるDDP方式での発送が必要です。日本郵便が認定した事業者を介して関税の事前支払いを行い、ラベルに「DDP」と表示する形になります。
海外販売を続ける人がいま整えるべき動き
商品単価帯を見直すと、追加手続きを避けやすくなります。100ドル以下に絞れば事前支払いは不要ですし、800ドル超のレンジを狙えば従来通りの運用が可能です。間の価格帯がもっとも処理の重いゾーンなので、ここをどう扱うかが戦略の分かれ目になります。ラベルにDDP表記を漏らさない運用、英語でのバイヤー対応の標準化も欠かせません。GoogleのGeminiを使えば、関税やDDPの説明文を瞬時に英文化できるため、対応スピードを保ったまま運用を組み直せます。
続ける人にだけ見える景色
半年のあいだに撤退したセラーが少なくない以上、再開後の市場は競合が薄くなった状態でのスタートになります。物流は止まることがあっても、お客さんとの信頼関係は止まりません。情報を仕入れ、ルールを理解し、淡々と次の一歩を踏み出した人ほど、リードを取りやすい局面に入っています。
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<<<今日の一言英語>>>
The customs duties are prepaid by the seller.
(ザ カスタムズ デューティーズ アー プリペイド バイ ザ セラー)
意味:関税は出荷側が事前に支払い済みです
使用例:DDPで発送する際、商品ページや同梱メッセージで条件を明示する場面で使える表現
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